ChatGPTでブログ用画像を生成する方法と実践的なプロンプト例

Web製作

ブログ記事にサムネイルやイメージ画像は欠かせません。しかし、フリー素材サイトで時間をかけて探しても思い通りのものが見つからなかったり、他のブログと同じ画像になってしまったりすることは少なくないです。

自分もブログ運営のなかで画像探しに消耗していた時期がありましたが、ChatGPTの画像生成機能(DALL-E)を使い始めてから状況が一変しました。テキストで指示を出すだけでオリジナル画像が数秒で生成されるので、画像探しに費やしていた時間を記事執筆に回せるようになります。

この記事では、ChatGPTを使ったブログ用画像の生成手順と、実践的なプロンプトの書き方を紹介します。デザインスキルがなくても取り組める内容なので、画像作成を効率化したい方は参考にしてみてください。

ChatGPTで画像生成を活用するメリット

手軽に・効率よく 画像生成できるのが大きな強みです。

  • 時間の節約 : AIを利用することで、数分で高品質な画像を生成できます。従来のように画像を探し回る手間が省け、他の重要な作業に集中することができます。

  • オリジナリティの確保 : 自分のアイデアを反映したオリジナルの画像を生成できるため、他のブログと差別化を図ることができます。読者に対して一貫したビジュアルブランドを提供できるのも大きなメリットです。

  • デザインスキル不要 : デザインの知識やスキルがなくても、簡単なテキスト入力だけでプロフェッショナルな画像を生成できます。これにより、ブログ運営のハードルが大幅に下がります。

ChatGPTでの画像生成の具体例

ここでは、ChatGPTを使って画像生成を行う流れを説明します。

  1. 1
    ChatGPTにアクセスする

    まず、ChatGPTにアクセスします。

    アカウントを持っていない方は作成が必要です。ログインしてください。

    ChatGPTの利用は無料ですが、画像生成のためには有料アカウント(ChatGPT Plus)が必要になります。

    ChatGPT Plusのプラン画面
    ChatGPT Plusのプラン(2024年6月時点)
  2. 2
    画像生成ツール(DALL-E)を見つける

    ログインしたら、画像生成ツールや機能を見つけます。下記の図は一例ですが「DALL-E」がChatGPT公式で提供している画像生成の機能です。

    DALL-Eの選択画面
    ChatGPTのGPTs選択画面(2024年6月時点)

    無料版ChatGPTアカウントだと画像生成のDALL-Eが利用できません。「Explore GPTs」メニューから辿って機能を選択するところまでは進みますが、チャットで指示をしても生成まではしてくれない状態になります。

    無料版ChatGPTのログイン直後の画面
    無料版ChatGPTログイン直後(2024年6月時点)
    Explore GPTsにDALL-Eが表示されている画面
    Explore GPTs にDALL-Eは存在する(2024年6月時点)
    DALL-Eの詳細画面
    DALL-Eの詳細(2024年6月時点)

    チャットで指示をしても画像生成をしてくれず、「ChatGPT Plus」プランが案内されます。

    無料版での画像生成拒否画面
    無料版では画像生成が拒否される(2024年6月時点)
    ChatGPT Plusプランの案内
    ChatGPT Plusプランの案内が表示される(2024年6月時点)
  3. 3
    生成したい画像のテーマを決める

    次に、どのような画像を生成したいかを考えます。例えば、ブログのサムネイル画像として使いたいビジネスシーンや、旅行の風景、ライフスタイルのイメージなど、具体的なテーマを決めます。

    具体的であればあるほど期待に近い画像を生成してくれますが、何を指示すればよいか分からない場合は雑でも問題ありません。

  4. 4
    指示(キーワード)を入力して画像を生成する

    決めたテーマに基づいて、ChatGPTに生成したい画像のキーワードや具体的な指示を入力します。例えば、以下のように入力します。

    WordPressでブログを運営しようとしている初心者が頑張っている姿のイメージがほしい。かわいい感じで作成して。

    キーワードを入力したら、画像生成(チャットメッセージの投稿)ボタンを押しましょう。これで、ChatGPTが入力に基づいて画像を生成します。通常、数秒で完成します。

  5. 5
    画像を確認し、必要に応じて調整する

    生成された画像を確認します。

    まず1回目の生成では、要求通りのイメージ案が作成されました。ただ、ちょっと可愛すぎるということで、追加で指示をしています。

    もうちょっとクールにしてほしい

    追加指示後の画像生成結果
    追加の指示で雰囲気を調整した結果(2024年6月時点)

    追加の指示では「WordPressでのブログ運営」「初心者が頑張っている」という表現を使っていないのに、1回目の画像生成の文脈を引き継いで、雰囲気だけを調整してくれました。

    このように期待通りの画像が生成されなかった場合、キーワードを少し変更したり、詳細を追加したりして再度生成を何度も試みることができます。

  6. 6
    画像をダウンロードして使用する

    満足のいく画像が生成されたら、画像をダウンロードします。これで、ブログのサムネイル画像や記事内のイメージとして使用する準備が整いました。

もう一歩進んだ画像生成用の指示(プロンプト)

ここで始めて「プロンプト」という言葉を使いました。先程までは「キーワード」や「指示」という言葉を用いていましたが、ChatGPTに対する指示のための文章・表現を業界では「プロンプト」と呼んでいますので覚えておきましょう。

以下のプロンプトは、自分が自己紹介記事を執筆するときのイメージ画像として用いたものです。

あなたは、ブログの文章中に挿入する画像生成のスペシャリストです。

私は現在ブログの記事を執筆しています。
以下の指示に従って画像を生成してください。

- 以下の「表現したいこと」を最重要テーマとして認識せよ
- 以下の「条件」を考慮せよ

## 表現したいこと:
大金持ちに慣れるチャンスの比喩として、金の鶏と卵がすぐ目の前にあるのに、それに気が付かずに見過ごしてしまっている愚かな人間を表現したい。
シュールな感じで。
全体はグレートーンで表現しつつ、金色はしっかりと輝かせること。

## 条件:
- ワイドアスペクト比とする
- 漫画のコマのような表現は禁止する。1枚の場面を描写せよ
- 人物像を描く場合は日本人をイメージすること
- 人物像を描く場合は、真正面からは描かないこと
- できれば人物像は無い方がいいが、イメージに一致するならば使っても良い

このように具体的に記載することでChatGPTがより正確にアイデアを出してくれます。

このプロンプトから生成された画像は以下のとおりです。

プロンプトで生成されたイメージ画像
詳細なプロンプトから生成された画像(2024年6月時点)

今回は一発でいい感じに仕上がりました。

気に入らなければ、条件欄に「やってほしいこと」あるいは「禁止事項」などの制限を加えることで、生成画像の方向性をより定めることができます。何度も試してみることをお勧めします。

ChatGPTで画像生成のデメリット

ここまでで、ChatGPTによる画像生成の流れを理解できたと思います。万能なChatGPTですが、欠点・注意点もありますので、あわせて理解をしておきましょう。

  • 品質の不安定さ : AIが生成する画像は、必ずしも毎回期待通りの結果が得られるわけではありません。時には意図しない結果や、品質が低い画像が生成されることもあります。このため、複数回生成を試みる必要があり、時間がかかることもあります。

  • カスタマイズの限界 : テキスト入力だけで画像を生成するため、細かいカスタマイズが難しい場合があります。特に、複雑なデザインや特定のスタイルを求める場合には、思い通りの画像を得るのが難しいことがあります。指示を具体的にすればするほどイメージには近づきますが、かゆいところの微調整が叶わないこともあります。

  • 画像内への文字入力の不安定さ : 生成する画像の中への文字の入力もある程度は実現可能です。例えば前述の例では「Beginner」や「WordPress」という文字が適度に含まれています。一方、同じ単語が何個も登場して煩わしかったり、微妙なスペルミスをしていて何度指示しても修正されなかったりと、文字の扱いで手間取ることがあります。

とはいえ、これらデメリット以上に圧倒的な生産性の向上メリットがありますので、些細な問題とも言えます。

注意点:ChatGPTでの画像生成時のレートリミット(利用回数制限)

ChatGPTを使用して画像生成を行う際には、レートリミット(利用制限)が存在することを理解しておく必要があります。

レートリミットとは、一定期間内に行える回数を制限するもので、ChatGPTサーバーの過負荷を防ぎ、公平な利用を促進するために設けられています。この制限により、短時間に大量の画像を生成することは難しくなります。したがって、ブログ運営において計画的に画像生成を行うことが重要です。

とはいっても数分程度でレートリミットは解除されますので、そこまで神経質になる必要もありません。微調整するために画像生成を連打している時に発生するくらいです。

まとめ

AI(ChatGPT)による画像生成を利用した、ブログ運営の効率化について説明しました。

AIを活用することで、これまで膨大な時間をかけていた画像探しの作業を代行させ、ブログの生産性を大幅に向上させることができます。時間を節約しながら、オリジナリティのある高品質な画像を手軽に生成できるため、ブログ運営の効率が格段に上がります。ただし、品質の不安定さやカスタマイズの限界といったデメリットも存在するため、これらを理解した上で活用することが重要です。

ChatGPTを活用して、より魅力的なブログ記事を作成してみてください。

Related Posts